固定資産評価証明書
とは、不動産に関する情報を証明する文書です。
この証明書には、土地や家屋、償却資産など固定資産税の課税対象となる不動産の評価や所有者情報が記載されています。
具体的には、課税年度の評価額や課税標準額、固定資産の所有者、所在地などが含まれています。
この証明書は、年度ごとに交付申請が可能で、新旧年度の切り替えは毎年4月1日から行われます。
固定資産の評価は3年ごとに算定され、都道府県や市町村の役所が評価額を定め、固定資産税が課税されます。
ただし、評価は新築や増改築された場合だけでなく、土地の分筆や合筆、地目の交換などがあった場合にも新たに行われます。
参考ページ：不動産購入で必要な固定資産税は何から算出されるかを徹底解説！
売却や所有者の変更によって評価は変わりません。
また、増改築によって床面積が増えると、固定資産評価が再評価され、固定資産税の税額が上がることがあります。
同様に、土地の分筆や合筆の場合も再評価が行われます。
固定資産公課証明書は、固定資産評価証明書に加え、課税標準額や税相当額などの情報が記載されています。
この公課証明書は、売主と買主の間で固定資産税の分担計算をする際に利用されます。
固定資産評価証明書